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■ 夏草の時 ■

夏の香りはむせかえるような
緑の匂い、緑の呼吸






子供の頃好きだった「あざみの歌」

山には山の憂いあり
海には海の悲しみや
まして心の花園に咲きしアザミの花なれば

そんな歌詞だったかな?






ネコジャラシがおいでおいでをする







エノコロ、コロコロ、左右に揺れて
じっと見つめていると
あなたはしだいに猫になる・・・
と催眠術にかかる





本当はハスの花を撮りに来たのに






ここにたどり着くまで、ずいぶん道草をしました






真夏の公園、日曜日だというのに
誰もいません・・・




ああ、汗だくでひと休み


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